「また朝が来た……」
毎朝、目覚ましの音が鳴るたびに、ベッドの中でそうつぶやいていた時期がありました。
仕事に行かなきゃ。でも気が重い。
誰かに会うのも、会話するのも億劫で、
「今日もまた気を使ってヘトヘトになるのか」と思うと、
布団から出るのに30分以上かかることもざらにあったんです。
あの頃の私は「がんばらなきゃ」でつぶれていた
当時の私は、会社で「いい人」「気が利く人」でいなきゃと思い込んでいました。
仕事を断るのが怖くて、無理をして引き受けては、自分の中で静かに消耗していく日々。
休日も、疲れが取れないまま次の週が来て、心も体もすり減っていくような感覚。
正直「もう一生こんな毎日なのかな」とすら思っていたんです。
変わり始めたのは、“言葉”との出会いからだった
ある朝、SNSで偶然目にした言葉がありました。
「がんばらなくても、愛されていい。」
涙が出ました。
それまでの私は、誰かに認められるために
がんばることが「愛されるための条件」だと思い込んでいたからです。
でも、「そうじゃなくてもいいんだ」と思えたとき、
ほんの少しだけ、朝がラクになった気がしました。
「朝がつらい私」に試してみた、小さな習慣

心が重たい朝って、体が起きても、心がまだ起きてないんですよね。
そんなとき、私はこんな小さなルールを作りました。
🌿 1|「朝のやさしい言葉」を1つだけ、自分にかけてあげる
- 「今日もちゃんと起きられてえらい」
- 「今できることだけでいいよ」
- 「しんどい日も、私の一部で大切」
“他人には言わないくらいの優しさ”を、自分にはかけてみて。
🌿 2|布団の中で3回深呼吸。「こころの深呼吸」
- 鼻からゆっくり吸って、口から細く吐く
- 自分の呼吸を感じることで、「今」に戻れる
それだけでも、思考が静かになって、起き上がるまでのハードルが下がりました。
🌿 3|「朝をやり直してもいい」と思う
起き抜けにしんどいと、1日中気分が晴れない…と思いがちだけど、
私は途中で「朝をやり直す」ことにしています。
たとえばお昼、もう一度静かな場所で目を閉じてみる。
心の中で「おはよう」と言い直す。
それだけで、不思議と気持ちが切り替わったりするんです。
昔の私 → 今の私
朝起きるたびに、重たい気持ちを背負っていた私。
今でも、朝がしんどい日はあります。
でも、「今日は自分にやさしくしよう」と思えるようになってからは、
気分に左右されすぎず、安心して1日を始められるようになりました。
「できる自分」じゃなくても、
「そのままの私」でOKを出せるようになると、朝が少しラクになります。
多くの人が“朝のつらさ”を抱えています。
そう、あなただけじゃないんです。
一人で抱え込まなくて大丈夫。
「私もそうだったよ」と言ってくれる人が、必ずいます。
【これから発信していきたいこと】

私は今、「気を使いすぎて疲れる人が、自分の本音と仲良くなる」ための発信をしています。
・違和感に気づくこと
・本音を丁寧に言葉にしてあげること
・小さな「NO」や「好き」を大切にすること
今後もやさしく一歩を踏み出せる内容をお届けしていきます。
今日、起きられただけで大丈夫。
ちゃんとここにいて、がんばってる。
それだけで、あなたはもうすでに、えらいんです。
「今のままのあなたで、十分すてきです」